防災リーダーで生き抜く大地震

南海トラフ巨大地震の発生確率だが、政府の地震調査委員会は「30年以内に70~80%」と発表している。


そこで、ハード&ソフト両面の備えが必要だ。なかでもソフト面の対策として、私は本県の全自治体にて「防災士」を育成し、防災リーダーとして委嘱する方法を提案したい。


地域の青年層に「防災士」の資格を取得させ、防災リーダーとして委嘱する。複数名いたほうがよい。甚大な被害の中で幸い生き残った防災リーダーが、残された人員、備蓄、設備などを活用して指揮するイメージだ。


「防災士」そのものは民間資格だが、すでに多くの地方自治体が予算を計上して防災士を養成し、自主防災組織や学校、職場に配置する事例が各地で広がっている。功績としては、東日本大震災や熊本地震においても防災士のリーダシップによって住民の命が助かったり、避難所開設がスムーズに運んだという。


活動だが平時においては、有資格者は防災講演、図上訓練、避難所訓練等のリーダー役を果たす。地震本番においては、その場その場でみんなの身を守り、避難誘導、救出救助活動、キャンプ設営、非常食調理などを指揮する。

栗本、敬浩。

徳島県阿南市でコピーライター&キャスターとして活動する栗本敬浩のサイト。

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