「住みたい街」にするための二要素

ある賃貸住宅会社が、四国の成人男女を対象とした居住満足度調査を実施した。そして「四国の住みたい街ランキング」を公表した。


<四国の住みたい街ランキング結果> 1位は「徳島市」だった。2位は「高松市」、3位は同率で「徳島県鳴門市」「徳島県阿南市」という結果になった。あらためて徳島県内の人気ぶりが際立った。


 居住者の声を分析すると、都市再開発による商業施設や公共施設、教育施設の集約が奏功している。交通網もバイパス開通により、アクセスが向上してきた。 <ソフト文化面の充実も> こうした「インフラ面の充実」とともに、自治体単位の各種施策や住民サークルやNPO主催の各種イベントなど、「ソフト文化面の充実」も生活満足度を向上させると思われる。


 たとえば阿南市新野町はたえだ地区には土曜朝市があるが、こぢんまりと道路沿いで農家の副産である農産物を直売してはや20年。農家主体の産直市という歴史を切り開いてきた。 このように住民主体の「ソフト文化面の充実」をどこまで支援できるか。周囲からどう盛り上げていけるか。


地道に継続するという地域活動を温かく見守りたい。

栗本、敬浩。

徳島県阿南市でコピーライター&キャスターとして活動する栗本敬浩のサイト。

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