阿南の経済力アップを考える。(私的論説)
ビジネスの産業競争力をみると、阿南はじつは、製造業が強い。世界の日亜化学筆頭に、王子製紙などが立地しているし、辰巳にはハイテク産業もある。
新型コロナ以降、世界的にテレワークやワーケーション※が増加している。終身雇用中心だった時代からみれば驚くほど働き方が多様化しており、この流れはとどめることができない。
※ワーケーション:「Work(ワーク)」と「Vacation(バケーション)」の造語であり、地方で働きながら休暇が有意義に行える仕組みのこと。
阿南でも、企業進出の業種が多様化する流れを受けて、対策を練らなければならない。たとえば、成功事例は淡路島にある。人材派遣のパソナは本社を淡路島に段階的に移転しており、今後も移転が進むものとみられる。 徳島・阿南も今までとは異なる業種の進出支援を行うべきだ。
とくにアフターコロナ時代をけん引するAI・ITテクノロジー産業の成長余力はすさまじく大きい。そこで、既存の産業(第1次産業~第6次産業まで)を、AI・ITテクノロジーの仕組みに乗っけて、広報拡大、販路拡大を行う。
そのなかで、地域振興を図るには、移住や交流など関与人口の増大が急務となる。
●ワーケーションモデルの提案
★県外企業にオフィス機能の移転を促進。
大潟の沿岸山地を利用した津波対応型企業誘致など
★ワーケーション支援プログラム策定と発信。
夏 SUP海洋レジャー オートキャンプ指定(沿岸部)
秋 野球スタジアム サイクリングコース
冬 椿温泉
春 花見モデルコース
★産官学連携で「インキュベーションタウン」。
起業研究や融資支援を行う 市内外の成功企業を連携しワンストップ相談
★コロナ後 インバウンドなどを受け入れ
太龍寺周辺 平等寺周辺 宿坊を支援 など
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