阿南市に学校給食民営化の計画

いま、徳島県阿南市に学校給食民営化の計画があるそうです。

ママさん、市会議員さん、ほんとうに民営化していいのですか?


~「胃袋と水は民営化に適さない。

 なぜなら命を支えるものだから」~


まず、日本の学校給食の動向です。

大阪維新が学校給食を民営化(写真3枚目参照)。

安い民間労働力を投入、

委託業者が利益を上げています。

献立食材は安い方に走り、

産地も分からない物が出されています。

また関東では、東京23区の学校給食が民営化され

やはり質が劣化しています。


■民営化後の事例写真

1枚目:横浜市の給食

2枚目:名古屋市の給食

3枚目:大阪の給食

4枚目:網走刑務所の受刑者給食(もっとも豪華)


こうした事実から、下関市民は学校給食の民営化計画に

待ったをかけました。

「よりよい給食の在り方みんなで考えよう」と

父母らが署名を開始したのです。

実際、食材や調理工程などにおいて十分な情報公開が

経営者側からはされておらず、

保護者が精査と中止を求める署名を開始。



なぜ、学校給食を民営化する必要があるのでしょうか。

育ち盛りの子供たち。

給食は最高の楽しみです。

公的機関で給食を作れば公的な予算で

管理栄養士が監修し、

質の良い給食を子ども達に提供できます。

よりによってその予算を削り

ムダを省く必要がありますか?

学校給食はムダ遣いなのですか?

食育という言葉は死語なのですか?

さて、阿南市においてはいかがでしょうか?

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ママさん、市会議員さん、

ほんとうに民営化していいのですか?

学校給食は、「生存権」であり人権です。

そのことを考えさせられました。


栗本、敬浩。

徳島県阿南市でコピーライター&キャスターとして活動する栗本敬浩のサイト。

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